PAEK付加価値製造 - ビクトレックス

付加製造に最適化されたPEEKおよびPAEKポリマー

PEEKおよびPAEKポリマーによる付加製造技術進化へのビクトレックスの取り組みおよび最新動向

動画

3Dプリンティングに最適化されたPAEKフィラメント

VICTREX AM 200 PAEKフィラメント採用のメリット

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記事

PAEK、PEKK、PEEKポリマーの分子組成

ビクトレックスのチーフ・サイエンティストのJohn Grasmederが、PAEKならではの物性を分子レベルで説明。

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研究事例

フィラメント・フュージョン方式でPAEKを採用するメリット

PAEKポリマーの結晶化度のスピードの違いが3Dプリンティングに与える影響について、最新の研究事例を紹介。

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プレスリリース

3Dプリンティングに最適化されたPAEKフィラメント

VICTREX AM™ 200 は、3Dプリンティング向けに最適化された新しいPAEKフィラメント。

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論文

付加製造に最適化された新ポリマーグレード

新ポリマーグレードが、PEEKによる3Dプリンティングの課題解決にどのように貢献しているかを解説。

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記事

PEEKの3Dプリンティングが医療用インプラント製造に与える新たな可能性

3Dプリンティングによる医療用インプラントの研究者Steve Kurz氏（ドレクセル大学およびExponent Inc.）が研究の最新動向を発表

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プレスリリース

付加製造用に開発されたPAEK新グレード

VICTREX™ PAEKポリマーの新グレードでフィラメント・フュージョン方式とレーザー焼結製造に大きな進歩

Fast Facts

物性

3DプリンティングにVICTREX™ PEEKポリマーを使うメリット

VICTREX™ PEEKおよびPAEKベース・ポリマー3Dプリンティングの技術改良により、設計技術者にとっての可能性が広がります。次のような潜在的メリットがあります。

設計自由度の拡大

非常に複雑かつカスタマイズされた部品生産が可能

製品開発期間の短縮

迅速な部品試作を可能にするデジタル設計およびPAEK部品製造

コスト効率

切削・機械加工に対して材料廃棄率を低減、組立て工程の簡略化、設備投資の低減などあらゆるコスト面による優位性

高性能

高性能PAEKポリマーのすべてのメリットを、付加製造のメリットと融合

部品の強度向上

付加製造への最適化を追求する材料開発および製造装置の進化によって、付加製造の弱点である部品強度も大きな改善を見せています

プリンティングの改善

従来のPEEKポリマーよりもフィラメント・フュージョン方式による製造の歪みが少ないポリマーを使用　

VICTREX AM™ 200フィラメント

フィラメント・フュージョン方式に最適化された新ポリマー・グレード

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採用基準

PAEKポリマーによる付加製造がメリットとなる条件

付加製造には部品形状の複雑性、部品が果たすべき機能性や生産量などの組み合わせによって向き・不向きがあります。一般的には、サイズが小さく複雑形状で、非常に高い機能性の発揮が求められるが生産数は少ない部品製造が、PEEKによる付加製造のメリットが得られやすい組み合わせです：

加工

付加製造に最適化されたポリマー

VICTREX™ PEEKおよびPAEKポリマーは、各種付加製造工程に対応しており、グラニュール、パウダー、フィラメント、コンポジット・プリプレグをはじめ多くの製品形態で提供しています。

フィラメント・フュージョン方式

フィラメントがX座標とY座標上を移動するプリントヘッドに供給され、材料を付着させて各層を完了してから、ベースがZ軸を下方に移動して次の層の造形が開始されます。3DプリンティングPEEKの課題として知られるのは、Z軸強度、層間接着、一貫した結晶性、そして印刷時の寸法安定性です。VICTREX AM™ 200 PAEKフィラメントは、このような課題に対応しています。

ビクトレックスAM 200フィラメントのフライヤーをダウンロード

付加製造コンポジット

最先端テクノロジーが、付加製造のメリットとPAEK熱可塑性コンポジットの材料性能を一体化しています。ビクトレックスはPAEKコンポジット技術のリーディング・カンパニーとして、コンポジット、航空宇宙グレードのUDテープ・プリプレグ、コンポジット部品製造に最適化された新規PAEKポリマーを提供しています。

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協働開発

サプライチェーンの創出

ビクトレックスはポリマー材料の開発だけでなく付加製造装置メーカーや製造プロセスの研究者など各方面におけるリーディング・プレイヤーと協働して、PEEKおよびPAEKによる付加製造の進化と新たなサプライチェーンの構築に向けた包括的な取り組みをしています。

ビクトレックスは、フィラメント融合（FF）とレーザー焼結（LS）をはじめとする付加製造に最適化された新規PAEK材料を、フィラメントおよび粉末として開発しました。この新規材料はLSではリフレッシュレートを低減し、ケーキ粉末のリサイクル性を改善するとともに、良好な機械物性を維持しています。またFFでは機械物性と造形精度が向上しています。

3Dプリンティングによる部品製造を成功させるには、適切な材料、能力の高いプリンター、設計や製造工程のノウハウなどの主要素がエコシステムとして機能することが必要です。私たちはまだ未知の要素の多いPAEK材料による3Dプリンティングを、お客様のニーズに注意深く耳を傾け、より完備されたソリューションの確立によって部品開発の可能性を拡げられるよう取り組んでいます。

ビクトレックスは付加製造用ポリマーの材料性能を最大限に引き出すための研究開発において、英エクセター大学と連携した開発をしており、付加製造用の装置メーカーや多くのエンドユーザーとも協働して新規サプライ・チェーンの構築を進めています。